2014年10月

2014.10.11,12 ごはんがすすむ保存食の会、秋 @warmerwarmer出荷場

2014.10.11,12 ごはんがすすむ保存食の会、秋 @warmerwarmer出荷場

八百屋に届く「これは見て!ふれて!食べてほしい!」と思うたくさんの野菜。
「種が大切だぜーー」と一緒に「めしがすすむぜーー」の、ごはんのおともをご紹介。
青森県在来野菜の南部太ねぎのこの上なく甘い青い部分を使ったねぎ味噌と、紫蘇の穂の醤油炒め。
秋の古来種野菜をふんだんにつかって、ごはんがすすむふりかけや保存食をつくりました。

詳細はこちら→(Click!)

青森県の在来野菜 南部太ねぎを訪ねて その2【レポート】

南部太ネギの畑を見学しました。皆さん苦労されていらっしゃいますが、その分とても糖度の高いネギです!

懇親会での記念撮影。この瞬間を思い出しながら販売します。

記念すべき初回!の納品です!

先週のこと。
青森県の在来野菜、南部太ねぎ、
伊勢丹新宿店に第一回目の納品を無事いたしました。
とても大きくて太い南部太ネギ。
糖度が一般のネギの1.5倍で、とても甘くて玉葱のようです。
緑の葉の部分もやわらかく甘いので、まるごと全部いただけます。
店頭で見かけましたらぜひ!
そして、達者村の根市様より、
こんな嬉しいメッセージをいただきました。
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warmerwarmer
高橋さま
先日はたいへんお世話になりました。
やはり農家が一番勉強になったみたいですね。
昨日、最初に来て「やめようかな」とつぶやいていた年配の女性から連絡があり、
いろいろとお話しをしました。
「やめようかな」と言っていたことすら忘れたらしく、
「一回外に売りにだしてみたい」、
「年寄りだけどネギサミットに行ければ行きたい」と話していました(笑)
これまでにない、本当に効果的な勉強会だったと思います。
高橋さんもそのへんのコンサルよりも話しもうまいし、
橋本さんも現場の情報を持っているしで、本当に意義のある一日でした。
是非また、お越しいただいてみんなで南部太ねぎを育て上げていきたいです。
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おっしゃる通り、
「みんなで南部太ねぎを育てあげて」
いきたいですね。
そして、このネギを一人でも多くの方に、味わっていただきたく、
warmerwarmerの出荷場にて、保存食の会を開催します!
この上の緑のところをねぎ味噌にしたとき。
ねぎの甘さ、というよりも、たまねぎの甘さを感じました。
味噌との相性も格別です!
ごはんも一緒にいただく時間をつくっていますので、
その時には炒めたものもお出しする予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
詳細はこちらのページにて→http://www.warmerwarmer.net/lime/2290264

青森県の在来野菜 南部太ねぎを訪ねて その1【レポート】

南部太ねぎの畑を拝見させていただきました。

南部太ねぎを復活させたい!と名久井農業高校の生徒さんたち

シェア会です。いろんな県での現状や東京のことをお話させていただきました。

9月13日、青森県へ。
伝統野菜「南部太ネギ」を復活させた高校生達と農家さんに会いに行きました。
きっかけは、青森県で南部町を幸せに!と活動されている、
NPO法人達者村の根市様とご連絡をとりあうようになってから。
この地方で途絶えそうになっていた、
南部太ねぎを、高校生たちや農家さんたちが栽培して、
少しずつ認知度もあがってきているが、
ネギの特徴でもある、丈がとにかく長いことにより栽培が容易でないこと、
手間ひまばかりがかかり、本当に買ってくださる方が今後増えていくのかどうか。。
というところに、不安な気持ちでいらっしゃいました。
「ぜひそんな生産者さんたちに会って話をしてほしい」
と、お話をいただきました。
それならば、と思い、私たちはいつもお世話になっているお客様方や、
フェイスブックなどで呼びかけをして、
「南部太ネギを流通させたいので、生産者へお手紙をください!」
と、お願いをしたところ、沢山のお手紙やメールをいただきました。
そのお手紙と「伊勢丹新宿店にご紹介します」という約束を手土産に、
青森県へむかいました。
まず、お手紙を書いてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
その声は、青森の皆様へお届けしましたし、
きちんと、心に届いたと思っています。
この南部太ねぎを復活させようと立ち上がったのは、
名久井農業高校の生徒さんたち。
その想いや活動に感銘をうけた農家さんたちが
生産をはじめ、その輪が広がっていきました。
種は拡散する、その言葉を思い出します。
畑も何ヵ所か見学させていただきました。
もちろん、名久井農業高校の畑も。
その高校生たちのよく働くことといったら!
キラキラしたパワーをこちらがいただいてしまいます。
その後は、シェア会や懇親会なども開催。
農家さんや役場の方々の想いや悩みなどをお聞きすると、
ネギの先の青い部分は、やわらかい分、長くのびると、くったりとする。
そうすると、見た目がよくない、ということで
市場やスーパーなどでは販売しずらい。
私たちが今、彼らに何かを伝えられるとしたら、
大きなことは言えませんが、
とにかく、流通にのせますから安心してください!
ということだけでした。
今、東京の市場では、本来野菜は多様であること、
不揃いでも当たり前であること、という認識は強くなってきている、
農家さんの想いに沿った販売さえすれば、
待っていてくださる方が沢山いらっしゃいますよ!
と。
頂いた手紙やメッセージを見て高校生たちはキラキラした笑顔になり、
農家さんたちは「うれしいなあ」と涙ぐんでいるかたも。
そのくらい、皆様の応援メッセージは栽培されている方々の心にひびいていました。
会ってすぐに、もうやめようかな、と口に出していたおばあちゃん。
帰り際には「外に出してみようかな」と、ぽろりと。
こんなに嬉しいことはないですよね。
このねぎを次世代まで残すことができるのかどうかは、
正直、これからです。
青森県の生産者と、流通の私たちがひとつになり、
流通にのせること、いろんな人に食べていただくこと。
その販路を広げて、ひとりでも多くの農家さんたちが、
この南部太ネギを栽培して幸せになりますように。
そう願いながら、動きます。
温かいメッセージをくださった皆様、ほんとうにありがとうございました!
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