2011年10月

10月29日(土曜日)八百屋@渋谷day light kitchen

10月29日(土曜日)八百屋@渋谷day light kitchen

11月29日(土曜日)は移動八百屋です!
とてもとても素敵なレストラン渋谷day light kitchen。
あの空間でお野菜と一緒にいれることが
本当に幸せでぽーっとします。
今回も京都からセレクトしたお野菜と、
九州の早生みかん(本当に美味しいんだから!)を揃えて
お待ちしておりますので、どうぞ遊びにいらしてくださいね。
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日時:11月29日(土)11:30-14:30
場所:渋谷day light kitchen
day light kitchen webサイト
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この日はマンモススクールとのコラボで、
オランダ文化を感じるワークショップも開催されています。
キュコンを植えたり、オランダ風パンケーキをつくったりするんですってー
参加したーい!(ダメです、お仕事します)
マンモススクールwebサイト
マンモススクール、とても素敵な企画ばかりで、
いつもHPをながめるとき、全身で前のめりでやる気まんまんです。
day light kitchenは体に優しく、安心な素材を使ったメニューばかり。
ランチも本当に美味しいです。
お野菜は京都と九州から旬の野菜をセレクト。
だんだんと冬野菜がでてきています。
今はダイコンのまびきした葉が、
あぁ、今ちょっとずつ大根も大きくなってるのね!
と思わせてくれています。
もし、渋谷にお出かけの用事があって、
時間に余裕がある時には、ぜひ遊びにいらして下さいね。
林一男さんの木工所 その2 クラッシックを聞きながら

林一男さんの木工所 その2 クラッシックを聞きながら

30年たった杉の木 水分がしぼり出ています。

花壇などに使えそうな木の箱。きちんと一度焼きをいれているので丈夫です。

杉の木の皮をはいで自然乾燥させたもの。
たっくさんたてかけてあります。
表面はすべすべだけど、水分がとんでいるため、
しぼりだしたような模様になっています。
すごく美しいです。
今、おうちを建てるときは輸入材木が多く
国産の木々を使うことが滅多になくなったり、
杉の木は和室などで使われることが多く(鴨居など)
30年以上も寝かせた杉の木がこんなに余っています。
どうすることもできず、後継者もいないため、
どうっぺーと林さん。
うん、どうすっぺー。
考えましょう、一緒に。

さくらとけやきの木のお皿。すごく素敵です。

もっこーマシーンのほんの一部。かっこいい!

どこにでもメモをする林さん。ドアから壁からこんなところにまで。

うねうねとした道をのぼって山の上にある
林さんの木工所。
一歩、中へ入るとそこは木々の香り。
自身で杉を育てて、30年以上乾燥させたものがずらり。
それだけでなく、樹齢300年!の木々たちもずらり。
木工用の機会もたくさん並んでいて、
機材好き、アトリエ好きにはたまらない空間です。
クラシックを聞きながら、毎日、作業しているそう。
(ラジカセにはナイロンがかぶせてあるので、音はだいぶくもってますが気にしない)
今、おうちを建てる時、輸入建材を使うことが多く、
国産の杉の需要はなくなってしまいました。
手塩に育てた杉たち、大事にしてきた木々たちも
出番が相当なくなったそうです。
そこで­­­­林さんは、自分よりも若い人たちに
木々のすばらしさを知ってほしいと、
私たちに連絡をいただきました。
この木々たちを使って何かできないかと。
私たちができることを沢山考えて、
食と木をつなげる、そしてとても身近な
キッチンツールを制作してみたいと思いました。
今回は林さんにそれを伝えてみたところ、
うれしそうにやる気まんまんで、やりたい!とのお返事をいただきました。
柔軟なお考えをお持ちで、木のことを常に心に留めている林さんだからこそ、
私たちみたいな素人とタッグを組んでくださる。
私たちも感謝感激です。
長い時間をかけて、木々たちは成長してきました。
そのぬくもりや優しさはを大切にしたい。
だから、ずっとずっと長く使えるようなものであり、
そして、木々がより身近に感じられるようなもの、
そんなものを提案できたらいいなと思っています。
かやの木(高級!)いちょうの木のまな板、
けやきや桜、杉の木のお皿。
私たちが普段づかいできるものをゆっくりと考えて、
そして制作して、ゆずってほしいという方がいたら、
お分けしようと思っているくらいのプロジェクトですが、
ハイジみたいに、木のお皿であたたかいスープやパンをいただいて、
そこには彩り豊かなお野菜があって。
うーん。
ロマンティック。
ちなみに林さんとお話するときには、
おーーきな声でお話しないといけないのですが、
ラジカセから聞こえるクラッシックは
小さな音なのに、林さんはそれにあわせて、
ふふーんとかって歌っています。
おもしろいアーティストです。
林農園さん~萩の街へ

林農園さん~萩の街へ

久しぶりに見る海。

山の上から眺める萩の街

松蔭神社

林農園さんへ(まだ写真をアップできていません)
新高という種類の梨の出荷作業されているところへ
お邪魔しました。
ひとつひとつ、上のちょっぽりした芯を丁寧に切り取り、
グラムを測って、重さ別にならべているところでした。
ひとつ、試食でいただいたのですが、
・・・・・・
おいしすぎます。ジューシーです!
こちらの豊水もいただいたことがあるのですが、
そちらよりも水分量が多く、フルーツジュースのよう。
梨と生姜のはちみつ漬けも販売されていて、
咳がとまらないとき、乾燥している時などにいただくと、
とても効果があるようです。
もう10年も前からつくっているようですが、
私たちもご紹介したいと思っています。
冬の季節にはいいかもしれません。
その後、福岡をあとにして山口の萩へ向かいました。
少し時間があったので、萩の街をお散歩。
山から見下ろす、萩の街。
山を切り開いて、ちょこんと街があって、
それ以外は山、山、山。
自然の山に少しだけわけてもらったところに、
住まわせてもらっている、
そんなことを感じていました。
だから私も自然の一部なんだと思うと、心が落ち着くのです。
吉田松陰神社も素晴らしい。
あんな小さな小屋から明治時代を駆け抜ける人たちを
生み出したなんてちょっとびっくりです。
ドライフルーツ梨、柿、いちじくまで!巻口さん、梶村さん

ドライフルーツ梨、柿、いちじくまで!巻口さん、梶村さん

比較的新しい品種のとよみつひめ。甘みが強く果汁がたっぷりで果肉が柔らかいのが特徴。

とよみつひめのドライフルーツ。シャンパンやワインにもあいそう!

コスモスは沢山いたるところに咲き乱れています。

先日のブログでも紹介した巻口さんのドライフルーツ。
その巻口さんへお会いしに行きました。
柿と梨のドライフルーツは、ほうほうこうやってできるのね、
と、その工程をみせていただき、しばしお話をして畑へ。
梨、りんご、ぶどう、柿、などありとあらゆる果樹。
山の中のような斜面を少しのぼったてっぺんに、
いちじくの木々が沢山ありました。
ひとつ皮のままいただくと、これはなに?この甘さはなに??
糖度が20%以上もある、新品種のとよみつひめ。
福岡でしか生産できないいちじくです。
巻口さんは言いました。
「このいちじくはほっちょっとよー」
(自然のままほおっておいて育てている、という意味)
これは、ひどく美味しい、と感激していると、
お隣に住む梶村さんという方をご紹介いただきました。
梶村さんは巻口さんがほっちょいてるいちじくを
ドライフルーツにしていました。
表面がかりっとしているのですが、実の赤いところは甘い!
そして彩りもきれい。
おふたりで協力してつくっているドライフルーツ。
なんて素敵なんだろう。
巻口さんだけでは沢山のドライフルーツを作れないので、
梶村さんも手伝って作っているなんて。
お二人のその家族のような仕事の仕方にしんみり感激。
これから、warmerwarmerでは、
この柿、梨、いちじく、ぶどうもご紹介したいと思います。
このしんみり感激とともに皆様へおすそ分けです。
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