2020年8月

8月28日 本日のお野菜セットの内容です。

8月ももう最終週!
あっという間に夏が通り過ぎて、、、しまいそう、、なのでしょうか。。。
ただ、野菜はまだもう少し、夏らしさを伝えてくれます。
それを食べる、体はどうでしょうね。

今年もまた!
岩倉さんのピンクニンニクが届きました。とても嬉しい。
元気な便りが届いたような気持ちに。
私たちの1冊目の著書「古来種野菜を食べてください」
で紹介したように、2011年原発事故の時に
移住を決意・行動されていました。
いろんなことが紆余曲折、あり、
私たちにも、心の中に塊として、存在しています。
今年もまた、このニンニクに会えたことで
毎年、きちんとあの時の気持ちに出会える、
とても大切なニンニクです。
(さらにとても香りが良い!)

そして、今回はオクラが2種類。
どちらも同じような同じ出ないような!
作られている場所と人が違うだけでこんなにも個性。
それもまた楽しんでいただけたら。
久しぶりに冬瓜をまるっと。
キンキンに冷やした、少しトロッとした口当たりの、そぼろ煮。
たくさん作って、少しずついただくのもいいですね。
そして、茄子も、紫と青(青?みどり、ですけどね)の2種類、です。

「Live-rally ZINE」に寄稿させていただきました。

「Live-rally ZINE」キチムにまつわる20人の記録

キチムと関わりの深い方々が、緊急事態宣言下をうけて
どんな風に感じて過ごしていたのか、その記録です。
warmerwarmerとして八百屋の日々を高橋一也が、
全力少年7歳の過ごし方をインタビューした内容を嫁(高橋てるみ)が、
文章にして寄稿させていただきました。

キチムのななさんと
うちの庭でどうしていこうかといろんな話をして

とりあえず動いていくところで見えてくるものを探すために
八百屋をさせてもらったり、
そんな中でキチムが10周年を迎えて
大根を包み来客くださった方へお渡ししたり
お店を持っている方々の切実な苦しい状況を目の当たりにして
何もできなかったし、ザワザワする気持ちをどうしていいものかと。
キチムという場所から、受け取ってきたものは、
もう本当に多くありすぎて、どう、伝えていいかわからないけれど
これからもずっと、キチムであってほしいし
嫌がられても暑苦しくもキチムの側にいたいのです。
この冊子の売上は、イベントやライブや喫茶が思うように営業できない
キチムへの支援となります。
どうぞよろしくお願いいたします。


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2020年4月、5月の緊急事態宣言下


どう過ごしましたか? 
 
どんなふうに感じましたか? 
 
どんなことを考えましたか?


非日常が日常になりつつある初夏、渦中の記憶が薄れないうちに、
個人個人の身の回りに起きたことを残せたらと思い、
キチムにまつわる方々に寄稿をお願いしました。

[目次]
ハミングバードはあきらめない   高野寛【音楽家】
コロナの日々   高山なおみ【文筆家・料理家】
コロナ禍でメモしたこと   高橋一也【warmerwarmer/古来種野菜の八百屋】
弁当   piwang【カレー屋】
2020年4月、5月   キン・シオタニ【イラストレーター】
Isolation   高橋了【グラフィックデザイナー】
MOMENT   谷口正造【画家】
この半年のはなし   野島健児【声優】
インタビュー   有坂塁【キノ・イグルー/移動映画館】
一炊の夢   齋藤圭吾【写真家】
眠れぬ愛しきこしあんたちの夜   青葉市子【音楽家】
猫、飼いませんか?   加藤哲朗【Ka na ta/デザイナー】
Q&A   ゴ・ママ【韓国「空中キャンプ」スタッフ】
7歳全力少年と「あぁヒマだ!」と過ごした日々   高橋てるみ【母】
キチムmovieができるまで   原田郁子【クラムボン/音楽家】
ゆりかごから墓場まで   三田村亮【写真家・介護士】
猫のフェイヒィ   さや【テニスコーツ/音楽家】
立ち尽くしていた   藤田貴大【マームとジプシー/演出家】
Lockdown, Bristol, UK.   ウィル・ニューサム​【音楽家】
それがすべてではない   原田郁子【クラムボン/音楽家】
ここから未来   原田奈々【キチム】

このZINEは不定期で発行しているペーパ『Live-rally(ライブラリー)』の番外編です。

​2020年3月から新型コロナウイルス感染防止のため、
これまでのようにイベントの開催ができないキチムへの支援になります。
店頭とweb通販で販売。よろしくお願いいたします。

通販サイトはこちらです→https://kichimu.wixsite.com/2020/product-page/live-rally-zine

8月21日 本日のお野菜セットの内容です。

先週は、お盆のおやすみをいただきましてありがとうございました!
無事に(無事に?)通常モードにシフトしております。

それにしても、毎日、暑い、、、
水分補給をがんばっております、アイスノンを片手に、、、。
さて、1週間おやすみしたら少し気配が変わりましたね。
全国的に一般の市場でも野菜が高騰しているように
(レタスが700円だとか!?!?)
(古来種野菜はそんなに高くなったことはありませんけど。。。)

古来種野菜もかなり種類が少ないです。
収穫できると思っていた野菜がこの暑さで、
直前になって出荷できなくなったり、
セットとして12種類準備はできたものの
そこへの気持ちは胸にしっかりと、しまいつつ。
今回は赤もちとうきび!
収量がなかなかとれないのと、2週間ほどの間しか収穫できないので
毎年、出荷いただけるところもあれば、できないところも。
今年は、毎年いただいている宮崎県のもちきびが全滅でした。
すごくすごく、残念でした、、、

食べ方としては、気の利いたことなんて言えません、
蒸すだけ、茹でるだけ。そして、そのままいただく!
甘いって、甘さって、甘くなるって、こういうのがいいなぁ。
楽しんでくださいね!
そして、小さな、小さな、つばくろ茄子。
ツバメに見立てた名前、なのですが、小さなツバメの子供たちを
イメージされたのかなぁとも、思いますね。

さて、暑さのなかに時折、ありますか?
秋、の様子。
昨日の夕方は、すーっと風が吹いたのは
気のせいだったのかな、とも思いながら。
ではでは、水分補給、がんばりましょう。
うーー暑い!!

8月7日 本日のお野菜セットの内容です。

あ!あ!あ!

あつい、ですね!
湿気が、、雨が、、なんて言っていたほんの1週間前。
なかなかやまない雨に鬱々としていたはず、なのですが、
なかなかの、夏が到来。
そして、もう2020年の8月です。
今回は、夏のネバネバ野菜を中心に、12種類ご用意できました!
ひとつずつ、の圧倒的な存在感。

夏の始まりを、野菜でも感じていただけたら、
きっと農家さんたちも喜びますね。
その裏で、もちろん病気や雨で生育が止まってしまった野菜があること
どこかで感じていただけたら。
手をかけた野菜すべてが実りになるわけではありません。
ですから、祈り、祭り、があるのですけど。

先日、人参とお揚げを濃いめに煮て、もう一度、ご飯と一緒に炊きました。
人参がとても美味しくて。じんわり。
冷やご飯になったら、お出汁を上からかけてごま、ミョウガ、紫蘇で
お茶漬けのようにサラサラ、いただくのも楽しかった。
大きなキュウリは新食感!
煮ても美味しい、塩漬けでも美味しい、何をしても、いい。

何をしても、いい、おいしいは無限大!

FRAU 8月号 お野菜セットを掲載いただきました。

8月号のFRAU

お野菜セットをご紹介いただきました。
特集が「日本から始まる、SDGs」
キティちゃんが地球儀を持っている表紙で、
キティちゃんの17Goalsカラーリボンシール付き。

キュン。

ちょっと手にとられてみてください。
知ってることも、知らないことも、
手に届きそうなことも、そうでないことも、
にっぽん、という国を
これから支えていくであろう人々の暮らし、発想、
そしてそこへの哲学や思想。

こんなに楽しく美しく切り取られていくのならば
もっともっと広がっていくことが
今の暮らしの中にあるはずだと
信じられるような1冊です。

SDGsについての
冊子を作られている方々のそれだけじゃなくて
情報を集められる方々の
その目に見えない労力には
作り手の方々と同じく
それはそれは苦労されると思います。
難しい問題だし、何よりどこへ向かって
発信すればいいのかが定まらなければ
使う言葉も写真も切りとる風景も
全然違ってくると思う。
その選定をしながら難しい状況を伝わる言葉にしながらって
雑誌、のできることのギリギリは
報道という切り口までもを
担いつつあるなって感じています。

提案くださったライターの藤井志織さん、ありがとうございました!

良くも悪くも二分することのように
社会とは別の側面を提示してくれているような気がします。
ここの差異が、これ以上、どうか広がらずして
未来に繋がりますように。
そしてやっぱり、ビリビリしびれるのは
稲葉さんと五味さんのインタビュー!
このお二人の言葉は、
心当たりのある人たちの言葉の向こう側を代弁してくれてる。
勿体無い言葉が並んでいます。

ご興味あればぜひ。

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