2014年4月

最近のこと。

最近のこと。

消費税があがって1ヶ月がたとうとしています。
だんだんと慣れてきたように思いますし、
ただ、お財布の中に小銭がチャリチャリしています。
ただ、農家さんたちはちょっと状況が違うようです。
この増税を機会に運送会社から、
配送代金を急にあげてこられた、
もしくは、多くを発送することを理由にした割引などの制度が
廃止になったり、保留になったり、、、
そういったケースがとても多く見受けられます。
農家さんたちはびっくりを通り越し、
頭をかかえていらっしゃいます。
もちろん、配送料金をあげなくてはいけない背景というのも
重々にわかります。
ただ、農家さんたち曰く、
事前に伝達がなかった、とのことで。
難しい問題ですよね。
そもそも、有機野菜が高い理由というのは、
配送代も大きく、いやかなり影響しています。
流通に強い企業の中で販売される場合は、
その分、値段は落ちてきます。
ですが、こだわって作った我が子のような野菜は、
きちんと信頼できるお客様へお届けしたい、
そう思うと、信頼できる販売店や直接お客様へ販売したい。
そう思うのは、当たり前のことですよね。
大切な子どもみたいなお野菜たちですから。
そうすると、どうしても配送代金というのは、
上乗せしなければいけません。
もちろん、八百屋である私たちもそうなのです。
だから、どんな野菜も「地産地消」が一番、いいですね。
本当に、それが一番いい。
でも、東京の場合、自給率1%未満。
そこのあなたも、かくゆう私たちも
だれもが「自給できていない状況」の中、
近隣の生産者や、有機生産者に、頼るしかない、
そう思うと、配送料金が高くなったことを、
やっぱり、知ってほしいなと思ったわけです。
農家さんたちは、口を揃えておっしゃいます。
いろいろと手だてを考えて、調べたり、考えたり、お願いしたり、
しているのだけど、状況が変わらなかったと。
ですから、私たちは、もう、大丈夫です、これでいきましょう。
と、言うしかないですし、そんなに申し訳なさそうにしないでほしいと、
心から思います。農家さんが悪いわけでは全くないので。
誰が悪いわけでもなく、
ときおり、貨幣の価値が変わってしまう瞬間があって、
ちょうどその時なんだと、認識すればいいだけのことですから。
私たちはこのことについて、4月当初から、伝えなければいけないなと、
思っていましたが、
どう伝えてよいのか、わからないままでいました。
でも、正直に、言うと、
よい、わるい、はどっちでもよくて、
ただ、現状はこうなんだよ、って、知っていてほしい、
そう思ったのです。
tottorante×Tiny N×warmerwarmerのおはなし会

tottorante×Tiny N×warmerwarmerのおはなし会

ずっとずっと、描いていたことをスタートします。
ゆっくりですが、ゆっくりですが、
日常の中にとけこむ大切なことを、大きな場所ではなく、
小さく小さく、おはなししてみたいと思っていました。
どんな風に伝わってゆくのか、
どんな風に進んでゆくのかは、
私たちにもわからないのですが、
今回は、tottoranteのtottoちゃんと、Tiny Nののりちゃんと。
これまでのことと、これからのことと、
植物のことと、子どもたちに伝えること、その距離や温度差のこと。
おふたりとお話させていただきます。
お子様連れの参加も大歓迎です。
少人数でのおはなし会ですので、ご興味のある方は
ぜひご参加ください。
tottoちゃんのごはんと、のりちゃんセレクトのお花のおみやげつき!
それでは、詳細です。
大変申し訳ございません、現在キャンセル待ちとなっております
———————-
warmerwarmerがずっとずっと伝えていきたいと願っていること。
それは種のことや農家さんのことや野菜のこと、だったり。
tottoさんがずっと伝え続けてきたこと。
それは子どもたちにごはんつくって食べるのおいしいよーってこと、だったり。
岡本典子さんがずっと伝えたいと思っていたこと。
それは植物・食物の本来の姿とひとのこころの距離のこと、だったり。
その、てさぐりですすんできたわたしたちの日常を
ぐるりとひとつにまとめてみると、
おなじことにきづいて、おなじことをおもっていたりして。
こどもたちにいまどうやって伝えようか。
それをひとつひとつ、ひもをとくようにお話してみることにしました。
※ 一般的な家庭での開催です。無理なく続けてゆきたいと考えておりますので、
 家庭そのままの雰囲気でおむかえいたします。
※ 当日は3人のおはなし会が1.5時間、その後にtottoさんの古来種野菜のお食事が
 1時間ほど。Tiny Nセレクトの小さなお花のおみやげつきです。
大変申し訳ございません、現在キャンセル待ちとなっております
【日程】  5月21日(水曜日) 11:00〜13:30
【場所】  高橋家 吉祥寺駅から徒歩10分(参加される方へお伝えいたします)
【charge】 6000円 お子様連れ可
【定員】  10〜15名
【内容】  11:00〜12:30 おはなし会
      12:40〜13:30 古来種野菜のお食事をいただきながら
【おみやげ】Tine Nがセレクトした小さなお花 
【申込方法】info@warmerwarmer.net までお申し込みください
      件名に「Mother企画参加希望」と記載していただき以下の内容をお知らせください。
       ・ご本人のお名前
       ・お子様の参加の有無
       ・お子様参加の場合:お子様のお名前、月齢、性別
       ・郵便番号、ご住所
       ・連絡のとれるご連絡先
       ・メールアドレス
       ・お食事についてのアレルギーについて事前にお知らせください。
       ・こちらで使用する食材については、お気軽にお問い合わせください。
  ■ お申し込み後、3日以内に返信がない場合は再度ご連絡ください。
  ■ お子様の授乳やおむつ替えなどは自由にしていただけます。
  ■ お申込が多数の場合、先着順とさせていただきますのでご了承くださいませ。
  ■ 特に託児のご用意はありませんので、お子様はお母様の近くにいていただくか、
   小さなコーナのおもちゃで遊んでいただけます。

2014/5/4(sun) パタゴニア吉祥寺店×warmerwarmer

吉祥寺パタゴニア店内にて古来種野菜のマーケットとトークイベントを開催します。
パタゴニア創業者イヴォン・シュイナードの本を熟読していました。
40年かけて試行錯誤してきた地球環境保全や品質向上の取り組み、
それから、心にずしりと伝わってくる社会的責任へのこころざし。
記憶にあたらしい、
「このジャケットを買わないで」
2011年11月25日にニューヨーク・タイムス紙に掲載されたパタゴニアの広告
→http://www.thecleanestline.jp/2011/12/dont-buy-this-jacket-black-friday-and-the-new-york-times.html
会社として社会の中で存在する。
作り続ける矛盾も自分たちの一部としてとらえながらも。
常に、私たちが意識していた、パタゴニア。
このたび、パタゴニア吉祥寺店の皆さんとマーケットを開催することになりました。
大変、嬉しいですし、貴重な機会だと思っています。
せっかくのこの機会。
むしろ私たちこそパタゴニアの理念をしっかりと学ばせていただきたい。
そして、その感覚を持って、パタゴニア吉祥寺店の皆様と、
この「吉祥寺」という街をつくるひとつのパーツになれればと思います。
これまでの、そして、これからの、パタゴニア吉祥寺店のテーマは
「地域のギフト」
どうか、このマーケットが吉祥寺のギフトとなりますように。
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5月4日 古来種野菜のマーケット
ストアにて一日限定で古来種野菜を販売します。
【トークイベント】
「食べることのストーリー」
19:30~パタゴニア店内にて
スピーカーとして高橋がお話します。
※定員40名 / 参加費 無料 / 要予約
ご予約、お申し込みはこちらまで→パタゴニア吉祥寺 0422-70-5613
明日まで!蔦屋代官山 マガジン八百屋フェアー!

明日まで!蔦屋代官山 マガジン八百屋フェアー!

3/21よりスタートした、蔦屋代官山店でのマガジン八百屋のフェア。
とうとう明日までとなりました。
沢山の方からの反響もあり、ご意見を伺うこともあり、
たえず、動。というイメージの1ヶ月だったと思います。
さて、数日前の様子。
また、置かれている本が変わっています。
ゆみさんの「種まきびとの台所」大好きな1冊です!
マーマーマガジンのvol.19は、本気で農について語られている1冊。
地方野菜大全集、都道府県別地野菜、伝統野菜百科も並んでいますね。
その中の1冊、「種から種へつなぐ」西川 芳昭さんの本。
とても素晴らしい内容です。
また、西川先生の
「奪われる種子・守られる種子」という本は
warmerwarmerの活動をする上で、大切な1冊となっており、
本はぼろぼろでマーカーとふせんだらけなのです。
先日、ご多忙の中ではあったのですが、
西川先生にお会いする機会があり、
様々、この業界の現状や国が進もうとしている取り組みなど、
お話を伺うことができました。とても貴重な体験でした。
まだ、きちんとそれについて、公表できる段階ではありませんが、
少し整理してお伝えできればと思っているところです。
とにかく、明日まで。
より、沢山の本の力もお借りして、
マガジン八百屋が遠くまで飛んでいった、そう感じることができました。
これからも、蔦屋さんにはお取り扱いしていただくのですが、
いろんな想いと共に、ほんの1ミクロンでも
知っていただく機会になればいいなと、思っています。
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