2014年6月

福井県にて、お話会を開催します。

福井県の地方野菜 蛙瓜(かわずうり)

福井県の農家さんや
古来種野菜に興味を持ってくださっている方に、
東京の皆さんの気持ちを代弁してきます。
東京に住む私たちは、もっと、もっと、
各地方の野菜を食べたいと思っていて、
食卓に並べたいと思っていて、
「種」のことについて、
自分たちになにかできることがないかと、
日々、模索している。
だから、心から作ってほしい、東京で大切に食べますから!
と、また半袖になって、行ってきます。
近くにお住まいの方、ぜひお越しください。
近くの生産者さんにも出逢えます。
そして、なにより、生産者さんも、ぜひお越しください。
同じ志の農家さんにも出逢えます。
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地域特産物マーケティング研修会

近年、伝統野菜などの地域の気候や風土で育った農林水産物が注目され、
首都圏で在来種野菜やこだわりを持った農産物の販売網が広まってきている。
そこで、首都圏での消費者動向、こだわった農産物の流通について研修会を実施して、
生産者の理解促進を図る。
日 時:平成26年6月29日(日)13:30~15:30 (受付 13:00~)
場 所:ユー・アイふくい(福井県生活学習館)学習室301、302
〒918-8135 福井市下六条町14-1
主 催:福井県
問合せ先:福井県地域農業課 伝統農業・中山間G
担当:川崎様 TEL 0776-20-0446
共催:伝統の福井野菜振興協議会
参集者:伝統の福井野菜等生産者、流通業者、JA、市町、県
内 容
1)「在来種の魅力と首都圏での野菜の流通について」 13:40~14:30
warmer warmer 代表 高橋一也氏
2)意見交換会  14:40~15:30
話題提供 ①伝統の福井野菜「杉箸アカカンバ」の取り組み
杉箸アカカンバ生産組合 代表 山口一夫氏
②伝統野菜等のこだわり野菜の流通について
松尾正則氏 (株式会社 八百五商店 専務)
意見交換

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講師プロフィール  warmer warmer 代表 高橋一也氏
株式会社レストランキハチで調理師として働き、「有機野菜」と出逢う。
1998年に自然食品小売業、株式会社ナチュラルハウスに入社。
アメリカ、ヨーロッパのオーガニックスーパーマーケットをベンチマークし、
オーガニック食品の販売、店舗統括、販売企画、商品部青果バイヤー等の業務を行い、取締役へ就任。
2011年退社。日本の有機農業生産者の支援と新たなオーガニック市場の開拓活動
(「自家採種、固定種、在来種」を守る)、固定種・在来種の知識を語り繋げる活動として、
移動八百屋や企画イベント「種市」、トークショー、講演会などを開催。

方向性を。

方向性を。

私たちがこれまで「東京から発信するには理由(わけ)がある」と
東京から発信しようぜー!と何度も言い続けてきて、
今、現段階で、どのくらいの人に届いているか?
伝わっているのか?というのは、未知数だけれども、
3年前と比べて、たぶん、ちょっと東京に住まう人たちの
意識が変わったことは確か、だと思う。
本質的な部分が、たとえ腹の底までに落ちていなくても、
「大切かもしれない、知ってみるのはいいかもしれない」
というような感覚。
それぞれが段階を1つ上がろうとした、
上がろうとしている、上がっちゃった!
とか、そういうイメージなんだけど。
その、今、できつつある「場」というのは(イメージでしかないけど)
その加速度、温度、手ざわり、風とおし、
できれば、今のまま進んでほしいし、そのために、
私たちは、動かなければいけないと思っています。
これまで、どおり。これからも、ずっと。
多少、息切れするかもしれないけど、
失くしてしまうのは、イヤだから。
そして、この場所にきて、次のことを考える。
この手や足や頭をゆるめることなく、次のステップとして、
「東京で何がおこっているのか、地方に伝えること」
これまでの大切に大きくなったものを抱えて、
逆走していきます。
東京で何がおこっているのか、東京の意識。
それを地方の農家さんや農に関わる方々へお話したいのです。
1人でも多く、1つの畑でも多く、
私たちの心と同じように、種のことを考えていく時間を。
地方をまわっていたころ、
慣行栽培の農家さんたちが「野菜が余っていて破棄しなければいけない」
という状況を何度もみています。
隣と同じ野菜を、企業やバイヤーの言うとおりに作っていくから、
多くできすぎた年なんて、もう、いくらにもならない。
一方、有機農家さんたちの野菜も、町の直売所に、
並ぶことの方も多く、日もちしない、カタチが不揃い、など、
結局、手間ひまかけても、買ってもらいたい値段にはとうていならない。
その地域で守られてきた種から野菜をつくる、ということが、
これらすべてを解決すると思えませんが、
ここ数年の東京の流れを考えると、
もしかしたら。
という期待はしていいんだと感じています。
だから、やってみようと思ったのです。
地方へ行き、話をすることで、
古来種野菜が増える、かもしれない、可能性を探りに。
今すぐにできることではないし、
この先、たぶん、何十年もかけて、取り組まなければいけないこと。
ではあるのですが。
できれば、東京オリンピック開催の時には、
なんらか、手応えを感じていないと、
こういう催しの時には、必ず食文化の変化がおこる。
急がなくちゃいけないところと、
急いでも仕方がないことと、両方あるから、
そのあたりは、やりながら、進んでいけばいいけれど、
ということで、福井県で講演会を開催することになりました。
これは福井県の方々が、私たちの取組みに興味を持ってくださり、
今よりも、もっともっと、その野菜たちと歩んでいきたいと、
強い思いを持っていらっしゃるからこその、時間。
もし、お近くにお住まいの方がいらしゃいましたら、
遊びにいらしてください。
詳細は次のページにて!
ここ数日の。

ここ数日の。

6月13日(金曜日)
1日中出荷作業。
取引先、お客様あわせて、約30セットほど。
暑くなり、クール便で配送するため、
夏の利益はほとんどない。
それでもやる。
途中、13:00〜某企業さまとの打ち合わせ2時間@有楽町
伝えたいことは伝えたつもりで、
ここから先は1歩ずつ、だと思う。
その後、帰宅後、各場所は配達。
帰宅は夜8時。
6月14日(土曜日)
ワタリウム美術館にて店頭販売。
三重県からわざわざ、
このために来てくださった方がいらっしゃった。
感動的。
7月下旬まで会期がのびた。
8月に、ワタリウムのオンサンデ−ズにて展示を、
と、お声をかけさせていただいているが、
企画次第だと思う。
あと少し、何か、アイデアを。
6月15日(日曜日)
国立ニチニチ日曜市にて店頭販売。
6月16日(月曜日)
AM 内藤とうがらしの苗を畑に植える
野菜の出荷作業→伊勢丹へ納品
その後くさむしり(すべての植物をぬいてしまい怒られる)
検査報告書作成
6月17日(火曜日)
朝から吉祥寺の紅茶屋さんの工場と店舗の有機JAS検査。
14:00〜新宿伊勢丹にて、古来種野菜の販売←いまここ(これ言いたかった)
本日のお野菜セットの内容です。

本日のお野菜セットの内容です。

0613_本日のお野菜セット。
端境期もだんだんと終わり、夏野菜が少しずつ。
今回は、うり、うり、うり、うり。
同じうりでも、きゅうりのように、サラダや浅漬けにむいているものや、
とうがんに近く、少し煮込めるものもあったりするので、
それはそれで、面白いです。
冬にキュウリはあまり食べる気がしないのですが、
暑くなってくると、生野菜の水分を欲することがあり、
そんな時には、自家製の梅や味噌と一緒に
いただいたりしています。
岩崎さんの平家きゅうりのお話はいつ読んでも
しみいるストーリーです。
ここ数日の。

ここ数日の。

いつまで続くかわかりませんが、
今のこの動きがどういうことにつながっていくのか、
記録していくことで、また見え方が変わる気がしているので、
備忘録、としても、このページを活用してみようと思っています。
あまり、おもしろい話はしませんが、
記録として。
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warmerwarmer、と、高橋の記録。
6月8日
山梨のフルーツグローアー澤登さんのところへ行く。
有機JAS認証の検査員として。
澤登芳さん
昭和40年頃より、ブドウの有機・無農薬栽培を行う。
湿度の高い日本では困難とされてきた。
ぶどうだけではなく、その農業への取組みは、
有機農業全体の底上げに君臨、
そしてその熱意は娘の早苗さんがうけつぎ、
現在は恵泉女学園大学の准教授として教鞭を執りながら、
有機農法を広げる活動を精力的に行っている。
バイヤー時代はぶどうの収穫の手伝いに来ていた。
退職後は、こうやって別の形で、かかわることになるとは。
ご縁に感謝。
6月9日
出荷作業〜納品へ
18:00〜伊勢丹さんとの打合せ
6月10日
11:30〜企業さまと打合せ
14:00〜伊勢丹さんにて店頭販売 4時間
おさめている野菜が売れていて在庫がない。
18:00〜服部栄養専門学校、山本さんと打ち合わせ
6月11日
6:30〜ひたちフーズ茨城県 有機JAS認証の検査員として
13:00〜帰宅後出荷作業
18:00〜納品へ
6月12日
9:30〜すどう農園さんのところへ 種市の打ち合わせ
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