2018年11月

お話をしながら食べながら聴きながら

お話をしながら食べながら聴きながら

先日、ご縁のある方よりご依頼いただき
お話をしながら、食べながら、聴きながら、
とても充実した時間を過ごさせていただきました。
お弁当形式にしたのですが
古来種野菜のお弁当はみるからに華やか!
緑、白、うすい茶色、紅色、黄緑色、橙色、クリーム色など
いろんな色がいかようにも自由に
形成していく様子は
この野菜を初めてみた方々も
驚きを隠せない!
(ように感じました)
一緒にお弁当を食べたりすると
また、皆さんに会いたくなりますね。

本日、NHKラジオ深夜便にてお話をさせていただきます。
夜の11時くらいです。
聞き逃し配信、などもありますので、よかったら聞いていてください。
今回はどちらを紹介するか、お楽しみに。
11月23日発送のお野菜セットの内容です

11月23日発送のお野菜セットの内容です

今回は、紅色のかぶを2種類!
同じ、紅色といっても、当たり前のことですがそれぞれに違います。
大きな特徴としては、矢島かぶの紅色と白のグラデーション、
そして、その葉の紫色に近い色。赤丸蕪の茎は紅色、そして葉は緑。
さつまいもも2種類!
人参芋も黄金千貫もまずは柔らかく、ふかしてください。
そのあと、好みの大きさにカットして、両面をこんがりと焼いてから少し塩を。
それぞれの味の差がとても楽しいです。
おたふく春菊はとても好評!
「かつおぶしを入れたことを後悔しました!」
「もう、茹でてこのまま食べたい!」
という意見までいただき!
その美味しさを堪能してくださいね。
だんだん、日毎に寒くなってきました。
古来種野菜はその葉っぱまで美味しくいただけますので、
あますことなく、その皮まで楽しんでください。
お味噌汁、豚汁、などに入れても、
その美味しさはお出汁としても活躍するのです!
とうとう2018年も残り1ヶ月となりました。
あれもやっておけばよかった、とうとうこれはできなかった、ということもあれば
想いがつながった素敵な出会いもたくさんありました。
いい1年だったと締めくくれるように、あと少し、日々の仕事を、ですね。
寒さも厳しくなりますのでどうかあたたかくしてお過ごしくださいませ。
来週からは少しずつおせち料理やお正月仕事とも絡ませた、
野菜の紹介もできたらいいなと思っております!
まずは今週末のオーガニックセッションを
しびれる時間にしていきます!
11月16日発送 お野菜セットの内容です。

11月16日発送 お野菜セットの内容です。

今年は暖冬のようです。
この時期になって、まだ数えるほどしか大根が出てきておりません。
今年のかぶは例年になくとても美味しい!
と感じているのですが、
種まきの時期の気候が安定していなかったこともあり、
収量が減ることが見込まれる農家さんもいらっしゃるようです。
もう少ししますと、全体的な動向がわかってきますので、またお伝えしますね。
南部太ねぎ、おたふく春菊、調理してもなかなかへこたれません!
なので、歯ごたえとともにその味もしっかり伝わってくる美味しさ。
かぶの葉の苦味、身の甘み、根っこや茎の固いところも捨てないで、
お味噌汁に入れてください。この時期はすぐに柔らかくなって美味しいです。
ごぼうは片栗粉をつけて素揚げで、オヤツ!
お味噌汁に入れるとごぼう汁??ってくらい、
出汁と絡み合ってくれます。
もってのほかは、お酢で艶やかに茹でてあげて、いただく直前に、出汁とお醤油で。
菊と出汁と残り酢が絶妙に美味しいです。
黄金千貫はふかしただけでオヤツ、残ったら、次の日に焼いて塩で。
冬瓜は、あんかけがサイコー。
美味しいしか言ってませんが、
捨てるところがない、と言うのは、私たちの心にも優しいですね!
オーガニックセッション、と言う、
作って食べる、満腹になるまで、食べる!
という会を開催しております。
ご興味のありますかたは
ホームページをご覧くださいませ。
詳細はこちらです→http://warmerwarmer.net/lime/2832385
先日の、SHISEIDO THE TABLES 五季膳の会レポートのご紹介

先日の、SHISEIDO THE TABLES 五季膳の会レポートのご紹介

先日、10月18日に行われた「五季膳の会〜蓄えの季節〜」
隔月で行われている、五季膳の会。
毎回とても充実した内容なのですが、
つど、とても丁寧にそのレポートを残してくださっています。
1年前に食べた野菜に
あ、今年も会えたねっと感じるのは
その野菜を名前で読んでいるからです。
その感覚を、料理人の方にわかってもらえた時に
嬉しいなと感じました。

11月9日発送 お野菜セットの内容です

11月9日発送 お野菜セットの内容です

南部太ネギのお話
2014年9月頃、伝統野菜「南部太ネギ」を復活させた
高校生達と農家さんに会いに行きました。
この南部太ねぎを復活させようと立ち上がったのは、
名久井農業高校の生徒さんたち。
その想いや活動に感銘をうけた農家さんたちが生産をはじめ、
その輪が広がっていきました。
シェア会や懇親会なども開催して、
農家さんや役場の方々の想いや悩みなどをお聞きすると、
ネギの先の青い部分は、やわらかい分、
長くのびると、くったりとする。
そうすると、見た目がよくない、ということで
市場やスーパーなどでは販売しずらい。と。
その時、私たちが何かを伝えられるとしたら、
とにかく、流通にのせますから安心してください!
ということだけでした。
当時、伊勢丹での取引が始まったばかりでしたので、
若干強気でしたが(笑)
農家さんの想いに沿った販売さえすれば、
待っていてくださる方が沢山いる、と信じて。
あれから、4年がたち、このねぎは私たちのお客様の間で大人気です!
東京では、本来野菜は多様であること、
不揃いでも当たり前であること、という認識は強くなってきている、
と感じます。
Theme: Overlay by Kaira