2024年11月

11月29日 お野菜セットの内容です

11月最後の週のお野菜セットです。
いつもの通り、とても希少で何より美味しい!
お野菜たちではあるのですが、今回、はじめてお届けできるお野菜も。
そのどちらも、それぞれに長い長い歴史をもち、人から人へ伝わってきたもの。
私たちの祖先が何を食べていたかわかるのは、この古来種野菜の魅力ですよね。
それと同じものをいただいているという感覚。
そのどちらも、経済が発達して栽培農家がたったの1件になったけれども、
どこかに保存されていた種、誰かが細々と残していた種を、
県や市やさまざまな人たちが連携して、開拓をしてきた。
その先に、私たちの胃袋がありますね。美味しいわけです!
冷えてきてますね。一気に冬が進んできて、湯たんぽや重たい布団に安心感をおぼえます。
どうぞ、お風邪などには気をつけてお過ごしください。
来月よりお野菜セットのお値段があがってしまいます。ご承知おきくださいませ。

地域と都市の関係人口のつくり方 ゲスト:多田朋孔(ただともよし)さん

全国各地の中山間地域で、少子高齢化に伴う人口流出と減少、担い手不足による集落存続の危機が迫っています。同じ農地でも棚田保全のような取り組みは、農業というよりはむしろ環境的・文化的価値を持っていますが、現在の市場経済ではそれが適切に評価される仕組みがないため、継続していくことが難しい状況にあります。

それを解決するために、昨今の技術の力や行政の施策を利用しながら、地域と都市がゆるやかにつながり支えあっていくことで、互いに満たされながら、同じ課題に向かっていけるのでは。そんな理解が双方ともに進んでいることを感じています。
ただ、実際には、というところ。時間の問題や、地域社会との関係性、コツコツと進めるには、いろんなアイデアや事例を伺いたい!

今回は、新潟県十日町にて、中越地震からの復興と共に限界集落を活性化させ、持続可能な地域づくりを行っている『NPO法人 地域おこし』代表理事の多田朋孔さんをお迎えします。集落の方々とどのような交流を続けてこられたのか、都市と地方をつなぐ関係人口をどのように築かれているのか、お話をお聞きします。また、ご参加いただいております皆様の中から、2025年の仕事や活動をイメージしてく上でお悩みことやご質問などをシェアしていただき、多田様との交流の場にもなればと思います。

多田さんのユーチューブチャンネル
「元限界集落から地域おこしチャンネル」
https://www.youtube.com/@chiikiokoshi

【イベント概要】

◆ 日時:2024年12月19日(木)19:00開始 20:30終了予定
◆ 会場:オンライン配信 zoomを使用します。参加予定の方にURLをお送りします。

◆ 参加費
一般:1,500円
次代の農と食をつくる会 会員:無料 アーカイブ配信あり

「次代の農と食をつくる会」会員の方は、各種イベントが参加費無料+過去のイベントアーカイブが見放題です。
月額2,000円(税込)。会員登録の詳細はこちらから
https://www.jidainokai.com/#join-us

【今回のゲスト】

多田朋孔(ただともよし)さん

特定非営利活動法人地域おこし 代表理事
十日町市複業協同組合TOMOWORK 理事長
内閣府 地域活性化伝道師  総務省 地域力創造アドバイザー

第44代京都大学応援団長、京都大学文学部卒業後会社員となる。リーマンショックを機に、長い目で見たら自分で将来食べ物を作れるようになるべきだと思うようになり、2010年に当時6世帯13名の限界集落だった池谷集落に家族で移住。自身でも米、野菜を生産・販売しながら地域おこしに取り組み、アメリカにも米を輸出している。   

応援団仕込みの理不尽に耐える忍耐力と、会社員時代に習得したビジネスの考え方、農業で培った泥臭い現場主義の実行力を活かして地域おこしを進めた結果、池谷集落は限界集落から脱却し、「奇跡の集落」と呼ばれるようになる。笹川平和財団を通じて将来の人口減少を危惧した中国からも取材が訪れた。限界集落からの脱却の経緯をまとめた著書「奇跡の集落:廃村寸前『限界集落』からの再生」は出版後すぐに増刷された。You tubeでも発信し、「元限界集落から地域おこしチャンネル」はチャンネル登録28700人。
2020年度商工会議所青年部新潟県連会長、2022年度十日町商工会議所青年部会長を務める。
十日町市内の様々な業種の事業者と連携し、特定地域づくり事業協同組合の認定を受けた十日町市複業協同組合TOMOWORKを立ち上げ、理事長に就任する。

地方創生に関する専門家として、以下のような形で現場の意見を政治家や行政に伝えている。政治家の現地視察の受入(与野党合同の衆議院総務委員会/西村康稔氏※当時官房副長官)、政治家が参加する会議(世耕弘成氏が座長の参議院自民党「不安に寄り添う政治の在り方勉強会」/故、鳩山邦夫氏が本部長の地方創生実行統合本部地方創生検証委員会)、行政の委員会など諸会議(内閣府「食料・農業・経済研究会」/国土交通省「ライフスタイルの多様化等に関する懇談会」/新潟県地域づくり研究会)、地方創生フォーラムなど。

【受賞】
個人として
・Forbes JAPAN「ローカル・イノベーター55選」で関東甲信越地区読者投票1位に選出
・地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰 個人表彰「地方自治の功労者(民間人)」

現在、理事・事務局長を務める特定非営利活動法人地域おこしとして
平成23年度 地域づくり総務大臣表彰
平成24年度 あしたのまち・くらしづくり活動賞「内閣官房長官賞」
平成25年度 がっとぎっとぐっと賞「ぐっと賞」
平成25年度 第14回住みよい町づくり妻有ショッピングセンター環境大賞「環境賞」
平成26年度 第5回地域再生大賞「特別賞」

【ホームページ】

NPO法人地域おこし 池谷・入山ガイド http://www.iketani.org/
YouTube「元限界集落から地域おこしチャンネル」 https://www.youtube.com/user/chiikiokoshi
Facebook https://www.facebook.com/tomoyoshi.tada
いなかパイプ http://inaka-pipe.net/category/tada_tomoyoshi/
JBpress
http://jbpress.ismedia.jp/search/author/%E5%A4%9A%E7%94%B0%20%E6%9C%8B%E5%AD%94


◆ 企画:warmerwarmer(ウォーマーウォーマー)

日本全国の有機農業生産者、有機農業関連団体と連携しながら、固定種・在来種野菜の普及、有機農産物のプロモーションのプロデュース、次の日本のオーガニック市場を構築するために邁進中。
【著書】
『古来種野菜を食べてください。』(晶文社)
『八百屋とかんがえるオーガニック 』(アノニマ・スタジオ)
https://warmerwarmer.net/


◆ 主催・問合せ:一般社団法人 次代の農と食をつくる会 

〒107-0052 東京都港区赤坂3-19-1 東京農村4F 担当:間宮(事務局)
info@jidainokai.com / http://jidainokai.com

伝統作物の未来に風穴を開けよう!

「伝統作物の未来に風穴を開けよう」

今回のシンポジウムは、伝統作物研究の第一人者である
山形大学農学部の江頭教授を議長に、
各界の皆様を幹事とするネットワーク作りの、第一歩となります。
私たちの活動というのは、農家さんたちだけでなく、
日々このような方々にも支えられ、学ばせていただいております。
野菜に関わられている方、興味があります方、ぜひ参加なさってみてください。
全然、何もわからない!という方でもいいと思います。
こんなにも、自分達の未来を思い、世界を思う、専門家の集まりだとしたら、
種、だけの話ではなくて。
素晴らしいシンポジウムになると思います。
ぜひ!つながってほしいなと思っています。

決して、伝わりやすいメディアで色濃くご紹介できるような、
わかりやすいところにあることではありません。でも、だからこそ。
後にも先にもなかったことがはじまろうとしています。


◉議 長 江頭宏昌 (山形大学農学部教授) 
◉副議長 三好正一  (東京都種苗会理事長・㈱ミヨシグループ社代表取締役)
     近藤友宏 (東京都種苗会副理事長・㈱日本農林社代表取締役)
◉顧問 油木大樹  (一社)日本種苗協会会長)㈱武蔵野種苗園代表取締役)
◉幹事
松島憲一 (信州大学農学部教授 )  
櫻井健二(秋田県立大学教授)  
阿部希望(宮城大学助教) 
水口均 (江戸東京野菜コンシェルジュ) 
倉 満 (㈲松下種苗店会長)
高橋一也 (伝統野菜専門の八百屋warmerwarmer代表)
小堀夏桂 (一般社団法人 日本野菜テロワール協会代表) 
佐々木寿(元東北大学非常勤講師、地大根研究者)
油木健人(㈱武蔵野種苗園取締役) 
大槻伸一(㈱日本農林社取締役部長) 
事務局  田村和良 (東京都種苗会事務局長)

日時 :令和6年12月14日(土) 13時30分~17時30分
場所 :東京T-CATホール(地下鉄 水天宮駅直結または人形町駅徒歩7分)
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町42−1   Tel 03-3665-7153

11月22日 お野菜セットの内容です

細く長く差し込んでくる冬の光が少しずつ長くなってきました。
太陽が低くなっていることを感じることができます。あっという間に冬ですね。
今回のお野菜セットは久しぶりに岩崎さんのお野菜がたくさん入りました。
どれもこれも、もちろん美味しいのですが、春菊はもうそれは特に。
そして久しぶりに菊芋も入りました!冬のちょっとした健康対策ですね。
味噌漬けも美味しいです、そしてチップスにもぜひチャレンジしてみてください。
沼山大根は、レシピに少し書いたとおり田口さんおすすめの竜田揚げがおすすめ。
お鍋に入れて煮ると苦味がでて、食感もほくほくしてきます。
煮た時の苦味と、生の苦味はちょっと違うので、
苦手な方はサッと焼く、煮る、もしくは大根おろし、がおすすめです。
先週もお伝えしましたが、岩崎さんのジャガイモをスライスしてポテトチップスを作りました。
塩がいりませんでした~じゃがいもの豊かな甘みが本当に美味しかったです。
少量の油でできます!

11月20日(水)~11月26日(火) LE CHARME DU TERROIR NIPPON

お野菜をお届けしている伊勢丹新宿店の企画
「LE CHARME DU TERROIR NIPPON」
こちらに、お野菜をお届けしている皆さんと参加します!
お届けしている場で、お届けしている皆さんと。
とても幸せな企画です!


寿し 小むらさき お寿司と在来野菜の小鉢(イートイン)
上原食堂 古来種野菜を使用したかき氷(イートイン)
BROWN RICE 古来種野菜を使ったお弁当
・アサヒ農園 野菜の種各種販売

古来種野菜を使っていただいたイートインのメニューは、
なんとお寿司とかき氷!そして、お持ち帰りにお弁当も!
野菜ももちろん販売します。

店頭には高橋が、11月24日(日)と25日(月)と立たせていただきます。
なんとその2日間は、15歳でタネの会社を作った小林宙さんと一緒です!
とってもお会いしたかったので、話し込んでいるかもしれません!
そこにぜひ、遊びにいらしてください!

詳細はこちらです!

LE CHARME DU TERROIR NIPPON
□開催期間:2024年11月20日(水)~11月26日(火)
□開催場所:伊勢丹新宿店 本館地下1階 フードコレクション

農業をはじめ日本の一次産業の魅力を再発見してもらうための祭典「LE CHARME DU TERROIR NIPPON(ル シャルム デュ テロワール ニッポン)」。今回も全国各地に張り巡らしている伊勢丹新宿店の食料品バイヤーのアンテナがとらえたこだわりの野菜やフルーツなどが集結します。店頭では生産背景や素材の特徴を作り手が解説。深く知ることで、より身近に感じられる。それこそが「ル シャルム デュ テロワール ニッポン」の醍醐味です。

https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f2/charme_list_foodindex_f.html

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