2020年1月

1月31日 本日のお野菜セットの内容です。

本日のお野菜セットの内容です。
岩崎さんのお野菜を中心にお届けしております。
今日はレタスの水分量が多くここからの配送には向かないかな、
というところで、サービスで入れさせていただきました。
お手元に届く頃にはもしかしたら気になることがあるかもしれません。
ですが、全部をいただけない、ということではないと思いますので
水分をきって、なるべく早めに!いただいてください。

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先日、ツイッターで呟いたことをここに記録として残しておこうと思います。
私たちが思うのは一神教か多神教か、の違いもあるのかな、と。
どんなところにも神様がいるように気配を感じ間合いを取るのは自然環境が豊かなことでもあり、
一神教は空を見上げてただひとりの神様に問うのは自然環境が厳しく上を見上げ祈るしかない、
その違いがある中で、世界と同じの歩みをするのはシワが寄るような気がするのです。
世界と同じ具体的な目標を掲げたいのは全く同じです。
だけどその歩みは、おそらく根本的に見直さなければ
同じパイの中で消費がずれていくような気配を感じます。

2月23日(月)愛しの漆vol.2 ~一食のラブレター~にてお話しさせていただきます。

2月21日(金)~26日(水) カフェスローにて。
漆愛に満ち満ちている「漆とロック」代表の貝沼航さん、uruchikuさん、服部篤子さんが企画される
愛しの漆vol.2 ~一食のラブレター~、24日の大人の給食!にてお話しさせていただきます。
貝沼さんとは、お会いしてからいろんなお話をさせていただいているのですが
まだ、全然、漆のお話に行き着いていない気がするのです。
まだ、核心に迫っていない、ような。

古来種野菜の食事をいただきながら、どこか野菜とも通ずる話だというのはもう
わかっていることなのですが、その場所にとても近くにいらっしゃる貝沼さんに
漆のこと、その地域のこと、そこへ繋がっている食や文化のこと、聞いてみたいと思います。

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愛しの漆vol.2 ~一食のラブレター~
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会期:2020年2月21日(金)~26日(水)
   (25日(火)は定休日)
会場:国分寺カフェスロー

漆を愛する仲間たちによる、
年に一度の手づくり「うるし文化祭」。
2年目は「種」をテーマに、
触れる、食べる、知る、作るの
4つ入り口を用意しました。
あなたはどの扉からノックしますか?

【触れる -ギャラリー】

今回の主催メンバーによるカフェスロー内ギャラリーでの三人展です。会期:2月21日(金)~26日(水) 11:00~18:00(*25日は定休日のため休廊)

〇漆とロック
漆の良さをまっすぐに引き出した、外連味のないシンプルで使いやすい器を企画・販売しています。今回は、三つ組椀「めぐる」全ラインナップの展示と予約受注の他、新作のお猪口や盆、箸もお披露目します。

〇uruchiku
広島市立大学を修了後、「漆の蓄積」をコンセプトにアクセサリーや小物を制作しています。現在、福島県喜多方市の地域おこし協力隊で丸物塗師に師事。今回も普段使いしやすい耳飾りなどをご用意しています。

〇服部篤子
石川県挽物轆轤技術研修所修了後ろくろ舎を経て、現在、東京都青梅市で丸物木地師として活動中。木目の見える拭き漆の技法を中心に器を作っています。今回は酒器やお椀等をお持ちします。

【食べる -カフェメニュー】

愛しの漆vol.2の会期中だけの限定カフェメニューです。
カフェ営業時間中(火曜〜金曜11:00-17:00、土日祝11:00-18:00)の提供となりますが、数量限定となりますので、完売の場合はご了承ください。

■「漆器で味わう つづくたねの梅見膳」
古来より私たちの風土で食べ継がれてきた在来種のお野菜、豊島屋とうふ店の神崎在来のお豆腐、そして早春を感じられる素材を活かした一汁二菜の御膳をご用意致します。

■「漆器で味わう 秘伝豆うぐいすきな粉の菓子」
山形県新庄在来・秘伝豆を自家製きな粉にして、味と香りを十分に味わっていただく菓子をご用意致します。

※限定数でのご用意となります。
※メニューは変更になる場合があります。予めご了承ください。

【知る -イベント】

『大人の給食 -工と耕-』
愛しの漆vol.2の開催に合わせて、日本全国の古来種野菜を広める活動をされているwarmerwarmerさんをお迎えし、食事体験付きトークイベントを開催します。日本の大地に長く息づいてきた食と器、その長い時間を紐解き、「いただきます」の向こう側に広がる風景を学ぶための大人の給食の時間です。
漆作家2人による漆器制作の実演もあります。

■日 時:2月24日(月祝)18:30-20:30 開場18時、閉場21時
■参加費:3,500円/漆器で頂く古来種野菜の一汁一菜膳+別途1ドリンクオーダー(500円)
■定 員:30名(要予約)
■申 込: https://koutokou.peatix.com/
■トークゲスト
warmerwarmer 高橋一也さん
1970年生まれ。高等学校卒業後、中国上海の華東師範大学に留学。その後(株)キハチアンドエス青山本店に調理師として勤務するなか「有機野菜」と出逢う。1998年に自然食品小売業(株)ナチュラルハウスに入社。アメリカ「ホールフーズマーケット」ドイツ「ベーシック」等をベンチマークし、世界のオーガニック事情を捉えながら、同社の事業を無添加食品事業からオーガニック食品への切りかえに推進。店舗統括、販売企画、商品部青果バイヤー等の業務から取締役へ就任。売上高50億円の会社経営に携わる。2011年3月の東日本大震災をきっかけに、同社取締役を辞任。古来種野菜(固定種・在来種)の販売事業の構築、有機農業者支援、次世代のオーガニック市場の開拓を目的にwarmerwarmerとして独立。NHKラジオ深夜便「やさいの日本地図」毎月出演。著書に『古来種野菜を食べてください』(晶文社)『八百屋と考えるオーガニック』(アノニマ・スタジオ)がある。 http://warmerwarmer.net/

【作る -ワークショップ】

今年は開催テーマの「種」にちなんだ2つのワークショップを用意しました。出展漆作家が直接指導するオリジナルの制作体験です。

「うるしの箔押し」
漆を摺り込んだ空豆、ヘーゼルナッツなどの天然素材に純金箔・純銀箔を漆を使って貼り模様を付けます。
■日時:2月22日(土)13:00~15:00 ※10分前より受付
■価格:ネックレス/ブローチ/ヘアゴム 2,500円
    ピアス・イヤリング/豆皿 3,000円
■講師:uruchiku 吉田真菜
■申込:https://forms.gle/HfkxePoErUA8i5wr5
※手袋を着用しますが本漆を使用するため体質によってかぶれる可能性があります。ご了承の上ご予約ください。
※完成品は約2週間後に郵送いたします。
※定員10名(要予約)
※お子様の参加について:小学生高学年から、大人と一緒に参加頂けます(参加費は同額です)。

「漆の実の研ぎ出し手鏡」
手鏡に漆の実で模様をつけ、色漆を塗り重ねたものを、研ぎ出し磨き上げます。
■日時:2月23日(日)13:00~15:00 ※10分前より受付
■価格:3,000円
■講師:服部篤子
■申込:https://forms.gle/raTpHTjpYeXNTjAr7
※完成品は当日、お持ち帰り頂けます。
※定員7名(要予約)
※お子様の参加について:小学生高学年から、大人と一緒に参加頂けます(参加費は同額です)。

【会場・ご予約】
カフェスロー
〒185-0022 東京都国分寺市東元町2-20-10
TEL:042-401-8505
MAIL:cafeslow@h4.dion.ne.jp
カフェ営業時間
11:00-17:00 火水木金
11:00-18:00 土日祝

本イベントの詳細・各イベントやWSのお申し込みは、こちらをご覧ください。
http://cafeslow.com/event/gallery/2166/

2月22日(土)〜23日(日)「鄙潟樂」@新潟に参加させていただきます。

新潟で開催される「鄙潟樂」に参加させていただきます!

[開催日] 2020年2月22日(土)〜23日(日)
[場所] 新潟市アグリパーク
[主催] 自然栽培新潟研究会
[協力] ナチュレ片山、(株)U-STYLE、新潟市アグリパーク

[鄙潟樂とは]
新潟の地域特性を内包した多様な食と農とくらしのあり方を創造するため、新潟県内及び全国の農家による自然栽培(無施肥無農薬栽培)技術研究発表会を核に、地方と食と農をとりまく専門家によるトークセッション、自然栽培野菜をふんだんに使ったディナー、マルシェ、ワークショップを通じて、有機的多様性を持った「地方と食と農」のあり方について楽しみながら学び、味わい、体験する複合イベントです。


あまりにも素晴らしい企画で本当に楽しみにしているのですが、
ゲストの方も企画されている方々の気持ちが、ものすごく伝わってくるイベントです。
私たちは八百屋ですから、生産性はありません。多くを語るには経験値がまた違うところにあります。
ですが、一つのことを感じる時に、いろんな視点からみていくことはとても大切だと思っています。
そんなことが感じられる、ずっと続いてほしい企画だなと思うのです。

今回は、オーガニックセッションを開催します。
多様性、という言葉の中にある、多様なこと、を立体的に捉えられるようなことを
いくつもいくつも投げかけながら、いつも通りに暑苦しい時間を過ごしたいと思っております。
新潟にお住まいの方がいらしたらぜひ、ご参加ください。
お会いして、言葉をたくさん交わして、一歩でも前へ。


そして、marilouの鈴木さんからのご紹介がとても嬉しかったので、
こちらもお読みになってみてください。

さて今日はヒナガタ農学校からのコンテンツを紹介いたします。
個人的には何年も前から新潟で開催したかった、古来種八百屋warmerwarmerの「オーガニックセッション」です。 
実はwarmerwarmerの高橋一也さんは新潟出身、帰省の際はタイミングが合うとご実家から近いcafe marilouに立ち寄ってくださいました。
cafe marilouでも古来種野菜の写真展や、ワークショップを開催していただいたことがあります。
古来種野菜というのは、いわゆる在来種・固定種といわれる野菜で、昔から連綿とタネを取り続けてきた野菜たちです(この辺の話は長くなるので興味のある方はお調べください)。
そんな消えゆく状況にある貴重な野菜だけを扱っている八百屋がwarmerwarmerなのです。
そして高橋さんがキャリアの初期から深く関わってきた「オーガニック」という思想。
シェフ、バイヤー、経営者、八百屋と様々な視点から野菜を見つめ続けてきた高橋さんの貴重なお話を聞ける時間になると思います。
私自身もとても楽しみにしている講座の一つです!
文責:スズキタカヤ(鄙潟樂実行委員/marilou)

ヒナガタ農学校
大手メディアでも取り上げられることが多くなった「地方(ローカル)と食と農」というキーワード。都市と地方をつなぐ最先端かつ最古で最重要なツールは「食と農」である、そんな視点で各界から専門家をお呼びして、地方都市新潟から「地方と食と農」を取り巻く様々な事象を学ぶトークセッションです。

ウェブサイト:https://hinagatagaku.localinfo.jp/
フライヤー:https://drive.google.com/…/1VdwbP7Am62KKc9xKFXfE9VDuP…/view…

▼warmerwarmerによる オーガニックセッション
[会場]新潟市アグリパーク 宿泊棟(さくら)
[日時]2月23日(日)1回目10:00〜12:00、2回目14:00〜16:00
[定員]各回20名
[参加費]2000円

お申し込みはこちらのフォームからどうぞ。
https://docs.google.com/…/1FAIpQLSfOYg8Frc5Y8pc7YF…/viewform

ウェブサイト:https://hinagatagaku.localinfo.jp/
フェイスブックページ:https://www.facebook.com/hinagatagaku/

1月24日 お野菜セットの内容です。

今年、初めての源助大根。
メッセージにも書きましたが、昨年と今年とどう違うのでしょう。
同じ大根だとしても、年によって違いますし、
もちろん栽培している生産者の方によっても
姿形もそうですが、その味も違ったりします。
その個体差、を楽しめるのも、お野菜が植物だからこそですし、
自然の中で、大切に育てられているからこそ、ですね。

昨年末頃からSDGsについてメディアの方々がきちんと伝えようと
いろんな形で露出しはじめています。
今にはじまったことではないその流れはもうずっとずっと
産業革命の頃からたくさんの人たちが
言葉を変えながらも伝えてきたことです。
進んでいく時代と共に、その時の人々が抱えてきた問題があって、
さらにまた少しずつ時代が進んで、
解決できたり、より複雑になったり。

そして、今。
より具体的に地球上に住む人類の問題として
未来へ向けて目標を掲げ、
世界的に動いていくことを目の当たりにしているし、
世界の人々と同じ認識をもって
同じ目標の中で行動しているということ。
それって、すごいことだと思うのですが、
皆さんの目にはどう映ってるのでしょうか。

八百屋の立場、というところで感じていることをつらづら書き留めると。
見渡すと、限りなく消費するものに溢れ、
何から手をつけていいのか、わからない。
何をしていいのか、わからない。
そんな時に、食のことから
少しずつ取り組むことは、ひとつだと思っています。

これまで私たち大人が成長する中で
社会の中で学んできたことは
間違いではないし、必要なことだったけれど
今ある意識も知識も気持ちも
少しずつ軌道修正する瞬間をきちんと持たなければ
結局、また、楽で便利な方へ流れていってしまうと思うのです。

例えば、食器用洗剤を環境に良いものに変えたから、環境にいい。
では、ない。
食事をどう捉えるか、
そのあとに、片付けることを考えたらいいと思います。
食事を変えないまま、洗剤を変えても、
その洗剤は機能しないことが多いのです。
なぜなら、環境に優しいから油を落としきれない。
その、ぬるっと残った油をどうするのか。
ただ、乾いてから拭き取ればいいだけのことですし、
もしくは、熱湯をさっとかければ。

そういう意味での「できることから」だとしたら、
できることなんていうのは、
ほんの少しのことだったり、
ひとつのことだったり、だと思います。
無理をしないで、とも違うし、
無理をしてでも、とも違う。
考えることを止めないこと、だと思います。

だけど、子どもたちは違うような気がします。
こういった状況は、大人が誰もが体験したことのない世界ですから
子どもたちに、どういう言葉で伝えていくか、というのは、
また考えていかなくちゃいけないなとも思います。
ただ、やっぱり素直ですし、子どもたちは。
そして、わかってる。ので。
伝えるとしたら、私たち大人が、変わっていく姿をみせる、
世界は変えていけるのだ、という姿を
みせるのはとても素敵なことかもしれないですね。

先日ラジオから流れてきた言葉にハッとしました。
地球は破壊の方向に向かうのではなくて、
修復するために自らを大きな力で変化変容させていく。
これまでのように。
人間がその大きな変化変容に耐えられなくなる、ということ。
それが、環境問題、とか、環境破壊。
地球という星がなくなるわけではない。
人が住めなくなる星になっていく、ということ。

人間を真ん中に考えると、地球を守ろう、という意識になりますが
そうではないですね。
ちょっと、きっちり、深く、考えさせられました。
今年4月くらいからそのスイッチを押すこと含めて
私たちの方向性が見えてきた気がしています。

とりとめないですけど、今日はここらへんで。

1月17日 お野菜セットの内容です。

今回のお野菜セットも岩崎さんのお野菜を中心にお入れしました。
昨年末から引き続き、ボリューミーなため
今回、とうとう、ダンボールの箱のサイズを若干あげました!
今はとてもお得感満載なセットとなっております。

子引かぶの美味しさ。蒸すだけ、茹でるだけ、で、
なんとも言えない味わいに。
私たちが「アワビ」と読んでいるエリンギ。
菊芋は皮を向かずに、軽く洗って、
お味噌を塗っておくだけで、シャキシャキに!
(栄養素も高いですしね!)
白菜もたっぷりあります。あたたかい鍋を囲んでください。

そろそろ、恒例の!warmerwarmer の味噌仕込みの会も
席が埋まってきております。
土日の会は、残りの枠がとても少ないです。
お早めにお申込みください!
毎年、大豆を60キロほど茹でているのですが、
今年はいかほどに、、、我ながら楽しみでもあります!

みなさんの地域のお味噌はどういうお味噌でしょうか。
甘みのあるもの、辛いもの、色味が黄色い、白い、茶色い、など。
地域によって津々浦々。
今回は、米麹で作るものと、麦麹で作るものとご用意しております。
カビが怖い!という方がいらっしゃるのですが、
ぜひ、みなさんもご家庭で作られてみてください。
仕込んだあとは、みんなでご飯を食べます。
いつもそちらの方が時間が長く!
とても楽しい時間なのです。

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