福岡 くらすことでの、時間。

九州地方は野菜は多く、私たちが扱う本州はなかなか野菜がない状況での参加でした。ない中でも伝えることはあります。

木村製パンも並びました。並んだところを一瞬見れましたが、あっという間に完売しました。

深草さんとcondateさんのお弁当です。

7月8日 くらすこと、でのマーケット
「たねと野菜とくらすこと」
オープンしてから1時間、2時間、たっても
お客様がひっきりなしにいらしてくださいました。
とにかく、素晴らしい時間を過ごさせていただいた。
その一言しか、言い表せません。
まだ、きちんと整理できていないのですが、
ひとつだけ、気づいたことが。
今回、お客様に試食していただきながら野菜をみてもらう、
という、試みをさせていただきました。
全ての野菜を焼いたり蒸したりシンプルに調理したのですけど、
茄子、については、「吉川茄子」と「天狗茄子」と食べくらべをしていただきました。
そうしたら、
吉川茄子はキュッとひきしまっていて食感がしっかりしていること、
天狗茄子は水分が多くてふわっとしていること、
この二つの特徴を、ほとんどの方が感じてくださいました。
そして、美味しいと。
それは、大きな気づきでした。
普段、食べていないからこそ、
この大きな味の違いに気づける、
もしくは、普段、一般的な食生活だったとしても、
この古来種野菜の美味しさは、
誰にでもわかる、
いつでもわかる、
ということ。
些細なことではあるのですが、
私たちにとっては、希望、のようにみえました。
だって、子どもも大人も、この古来種野菜が美味しいと感じる味覚を
失っていない、ということ。
この野菜たちの味、というのは、
人の味覚での判断でしかないので
遠い100、200年後に、美味しいと感じてもらえるかは
謎なところでもあるのです。
だけど、現代の方々が感じてくださった、ということは、
ここから50年くらいは、きっと。
この野菜たちが、細々とでも、
活躍していける場があると、信じられる、と思ったのでした。
くらすことの藤田さんご夫妻、
スタッフのみなさま、
オーガニックベースの奥津さんご夫妻、
企画段階より
その企画力と共に、着地するまでに進んでいく
内容とスピード。
素晴らしいチームワークに
私たちは、右往左往するしかありませんでした。
主催、だなんて、ほんと、名ばかりのものでした。
ただ、藤田さんとのご縁を繋げてくれた
吉祥寺のお花やさん、hibiちゃん。
本当にありがとう。
hibiちゃんが繋げてくれなかったら、
この企画はありませんでした。
心より感謝!!
ご来場いただいたみなさま。
食べていただき、参加していただき、いかがでしたでしょうか。
いろんなご意見をいただけたら本当に嬉しい。
全国に、こんな場所や時間ができることを
心底、願っていますし、
その場に私たちが必要でしたら、
ぜひ、気軽にお声をかけてください。
全国、津々浦々、どこにでも、出かけますので。
とにかく、素晴らしい時間を
ありがとうございました。
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