warmerwarmerマガジン「八百屋」

このたび私たちは、warmerwarmerマガジン「八百屋」を発行いたしました。
詳細についてはこちらをごらんください→http://www.warmerwarmer.net/grape2/
八百屋、みたいな仕事をしているつもりです。
正式に言うと八百屋業というものが、
どんなものなのか、私たちには定義があります。
その定義にのっとって、仕事をしていると、
とても身になるお話を聞けたり、
または逆にこちらから情報を発信させてもらったり、
思いもよらぬ時間を過ごすことができるのです。
それは、いいこともあるし、せつないときもある。
ほうぼうからそういう事を、見たり聞いたりしていると、
何か記録だったり、興味のある方に見てもらいたかったり、
それから、もっと知ってほしいことがあったり。
それは、ぜんぶぜんぶ、その想いも含め宝物なのです。
どれひとつ、とりこぼしたくないな、という想い。
そのうまくいえない宝物たちが、
社会というフレームからじわりじわりと飛び出そうとしていること、
それを、今の時代だからできること、として、残したかった。
それから。
農家さんたちは、日々もがいていて。
就農の浅い農家さんたちは特に日々もがいていて。
季節のいろいろや自然界の変化とかに影響されて
一瞬にして数ヶ月の時間を取り戻せなくなる時がある。
それは、季節や自然が原因なんじゃなくて、
私たちの「これまで」にも責任があるのに、
農家さんだけが、その影響をダイレクトにうけてしまう。
なぜか野菜に「はやり」のようなものがあったり、
過剰にできてしまった野菜たちの行き場がなくなったり、
本当に、様々なことと向き合わなくちゃいけない。
そういうことは、きちんとイメージできるひとはわかると思う。
シェアしなくちゃいけないと思う。
喜びも痛みも。
その先へ。
農家さんたちが食べていくには、というか、
安心して作物を育てるためには、
次の作物ができるまでに何かできることはないのか。
それを考えて、できるところからになりますが、
このzineの中で、農家さんたちに仕事を作ろうと思っています。
記事を書いてもらったり、作物を紹介してもらったり。
ほんの少しでも、手元に収入が入るようにしていくつもりです。
そして、さらにはお買い物改革!
八百屋という職業の一番、大切なところだと思っていますが、
作る人の意識やひとつ先の作物を提案する、
買う人の意識やひとつ先の生活を提案する、
そうすることで、何も変わらないと感じてしまっている社会を、
自分の手で変えることができる、
見ている風景は変わらないかもしれないけれど、
感じているイメージできる感覚は、確実に変わっていくと信じています。
それはとても気持ちのいいこと。
心が自由になることにつながっていきます。
今、そのことに共感して下さって、販売にご協力いただいている店舗をご紹介します。
◇新潟県新潟市 マリールーさん→http://marilou.jp
◇東京都武蔵野市 ダンディゾンさん→http://www.dans10ans.net
◇東京都国分寺市 カフェスローさん→http://www.cafeslow.com  
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□□□ お買い求めご希望の方はこちら→http://warmerwarmer.net/muscat3_list/
□□□ 販売にご協力いただける店舗の皆様、こちらまでお気軽にご連絡ください:info@warmerwarmer.net
※「八百屋」の売上から経費をひいた収益は種を守る活動資金として利用させて頂きます。
また、栽培するのに手間がかかり、収量が少なく、カタチが不揃いなどで、
なかなか安定収入に結びつくことができない農家さんたちこのマガジンの中で
農家としての知恵や日々の暮らしのことを記事として表現していただき、
お仕事としてお願いするしくみを作ろうと考えております。
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