私たちが、種について語るとき、有機業界の中ではたらきかけをするときに、
絶対にとおりすぎてはいけないと感じていることがあります。
それは、先駆者たちのメッセージです。
1970年代、多くの方へ影響を与えた「複合汚染」(有吉佐和子著)という小説。
ここからいろんな先輩方が、メッセージを発信してきました。
あれから40年、歩んできた方々のこれまでのこと、そしてこれからのこと。
1つでも多く、そのことを知っておきたい、と常に思っています。

11月の月刊タネ会議。
今回は大地を守る会より、
この業界を支え、牽引してきた大先輩!
秋元浩治さんをゲストにお迎えできることとなりました。

私たちは大地を守る会のこれまでのストーリーを
とても意識していました。
その流れやここにいたるまでの経緯、
もっと、もっと、聞きたいと本気で思っていたのです。
私たちが進むべきヒントを、
リスペクトしている方から伺えること、奇跡のような時間だと思っています。
このような機会をいただけたこと、ほんとうに感謝です。

そこで、秋元浩治さんについてご紹介したいと思います。
また、11月のタネ会議にむけてメッセージをいただきました。
どうぞ、読みすすめていただけると嬉しいです。

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秋元浩治 あきもとこうじ / ㈱大地を守る会 CSR推進部

87年青年海外協力隊でネパールに赴任し、地方の農村で簡易水道作りに携わる。
「国民ほぼ農民」の中で約3年半暮らし、91年湾岸戦争勃発直前に帰国。
自国の自給力の低さ、危機意識の低さに蒼くなり、ネパールに帰りたくなるが果たせず、
覚悟を決めた時に「大地を守る会」と遭遇。
職種「産地周り」で生産地の仕入れ窓口担当となり、約20年間、仕入れ販売企画に従事。
03年に在来種・在来品種の企画「とくたろうさん」(13年「日本むかし野菜」に名称変更)を立ち上げる。→ (Click!) 
13年から産地交流と市民運動などの活動を推めるCSR推進部配属。
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■■■タネ会議に向けて 秋元浩治さんよりメッセージ■■■

タネを取り巻く状況は、遺伝子組み換え(GM)作物が登場してから大きく変わりました。
その変化は世界的な規模で加速度的に進んでいます。
と同時に国内外で在来種・在来品種に多くの注目が集まるようになりました。
それは、在来種の存在が脅かされることへの懸念の表れであり、対抗軸としての
存在への期待と希望の表れであると思います。

在来種・在来品種を守る活動は、スローフード運動や生物多様性を守る運動とも
リンクしながら、 国内外に広がっています。

タネに焦点を当てることによって、世の中の様々なことやつながりが見えてきます。
原発との関連や、共通する問題なども見えてきます。もちろんTPPにもつながります。
目下そのTPPの問題が焦眉の的となっています。
TPPには私たちの食と暮らし、いのちに関わる様々な問題が含まれています。
そしてこれらの問題は全て、こどもたちの未来に大きく関わってきます。

特定の企業によってタネや遺伝子の支配が進められている今、
タネはいったい誰のものなのか、私たちはこの危機的状況をきちんと認識し、
これに向かい合わなければならないと思います。
もちろんタネはみんなのものです。
みんなのものを一人ひとりが大切に感じ、守っていけるようにしたいです。

この危機をみんなでうまく乗り越えて、ご先祖さまが残してくれた
大事なタネを、子どもたちの未来のために、大切につなげていきましょう。
そのためにみんなができることを話していけたらいいですね。
そしてなにか具体的な行動につなげていければなによりです。

大地を守る会 秋元浩治   

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大地さんがこれからどのように取り組んでいこうと考えているのか。
ガチの、タネ会議を開催します!
詳細はこちらです→ (Click!) 

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